シャンソン・フランセーズから 
      雑記            
 始まった徒然エッセイと哲学 

                          短歌・俳句・川柳・言葉遊び 

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NEW 2021.12.29 デザイン性と機能性

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 徒然ESSAI 
 2020年
 外出自粛の食事情
 2019年
 『豊饒の海』読書中の不思議
 2018年
 昭和の歌謡界  私のデパート離れ  働く女・働けない男
2015〜2017年 
 食事と言語 舞台で年齢発表  三度死にかけた話 
 読響マチネー175 「幽霊」の歌詞から  シャルル・トレネ「幽霊」 
 2014年
カタカナの長音表記     通訳と翻訳
異空間  悲しみのヴェニス 
T&Kシンガーズ2014コンサート  ニューイヤー・コンサート2014 
2013年 
人間らしい人間  マノン  ゲンズブール   
ムスタキとバルバラ  詩と音楽  楽しかった音楽の時間  オペラ映画祭 
アコルデオン  歌と演奏 ひょうたん島  T&Kシンガーズ 
人生は喜劇 シャンソンこわい モン デュー ダイアナ 
そよ風が愛らしく吹けば  青春 人生と暴力 『愛の讃歌』再考
仏・仏辞典  笑い  正月模様  衣裳 
2012年
愛の讃歌  おいしい音楽  江戸っ子 クリスマスのコンサート 
歌詩の解釈  アル・デンテ  歌の不思議体験  忘年会にて
批評と批判    巻き舌 哲学堂祭 
  驚愕   カフェ 音の協調
愛への道  恋愛科学  今更ながら  善意と悪意 
集客   苦手な楽聖  イントロとエンディング 
脳力と能力  ピアノで告白  プロフィール  訳詩を作る時 
音楽に目まい  不思議な夢  訳詩の再開  無国籍スイーツ 


 俳句・短歌・川柳 字余り嫌い・五・七・五(七・七) 

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他所へ発表中のものは掲載が遅れるため、掲載時に印を付記いたします。

桜葉の緑あざやか新年度 2015. 4. 1 
こどもらの手に洗われし青蛙  2014. 4.12
夢の中桜楽しむ温泉地  2014. 4. 6
出発を白き桜が見送れり 2014. 3.28
陽光に命輝く桜かな  2014. 3.28
水仙の一雨ごとの背比べ  2014. 3. 3
春雪に猫が運んだ梅便り 2014. 2.20 
春来れば うぐいす餅と道明寺  2014. 2. 1  
如月の長閑な午後の墓参り  2014. 2. 1
路地行けば猫が顔出す春日和  2011 
軒下に赤きくちばし(つばくらめ)  1973 

父母逝きて一人聞き入る蝉しぐれ  2016. 7.31 
()れば豹になりたるバナナかな 2015. 4.18 
氷室建つ国を想うや長き夏 2014. 8. 9 
薫風の横須賀眺む子規の句碑  2013. 5.28 
惜別の風と知らずや蝉しぐれ  2012. 8 
世に出でて暑さ見送る法師蝉  2012. 8 
風眠る深き夜に降る蝉しぐれ  2011. 8 
スズランの幸福乗せたパリ便り  2011. 5. 3 
湯けむりに霞むミカンの白き花  1974 

 指先を染めて手を振る紅葉かな  (すでに真夏日のせいか、早くも紅葉している)  2017. 6. 3
指先に化粧施す紅葉かな  (すでに真夏日のせいか、早くも紅葉している) 2017. 5.27 
秋晴れの青いドームの下を行く  2015.11.28 
雨あがり空に群れなす羊雲 2015. 8.27
雨降りの朝の草むら虫の声 2015. 8.26 
猫塚に風冴え渡り秋彼岸 2014. 9.24
残月の別れ惜しむや秋の空  2013.10.21
朝寒に色深めゆく紅葉かな 2012.12. 1
覚めやらぬ目にも清しき秋の空  2012. 8
冷めやらぬ肌に清しき秋の風  2012. 8 
家々の灯り恋しや秋の風          2012. 8 涼 
窓に寄る風の便りか柿一葉  2011 
秋風と香り楽しむカフェテラス  2011. 7.24 涼 
天高く枯葉舞い散る池の岸         1973 

雪止んで陽射しまぶしき銀座かな (2.8 東京20年ぶりの大雪) 2014. 2. 9
冬の朝羽毛布団の夢の中 2014. 1.30
衣長(きぬなが)に霞みて白き冬の富士  2014. 1.22
幸せは夢にまどろむ冬の朝  2014. 1.21
冬空に朝のヴィーナス輝けり 2013.12.30
朝ごとに冷える空気に冬支度  2012.10.24 
牡丹雪かすむ歩道に傘の花  2011. 2.11 
厳寒の明け行く空に宵の月  1973 
夏目漱石『虞美人草』章に添える十九句

雑句
青信号並んで渡る鳩四羽        
目白通りで信号待ちしている人の近くで鳩がかたまっていた。何をしているのかなと見ていたら、何と!青信号になったら行儀よく並んで、横断歩道を歩いて渡っていった!
2018. 9.23
鳴かぬなら放してやろう不如帰  2015. 6.16 
気が付けば三区歩いた猫散歩  2015. 6.15


  短歌   
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気が付けば三区歩いた猫散歩梅雨の晴れ間の風に吹かれて  2015. 6.16 
生きてゆく上に不都合なけれども己なき日の雲切れ間なし 2014.10.28 
乗換えは一駅ほどか渋谷駅地球の穴は五段階なり 2014. 9.14 
窓辺より短き光り差す秋に想い起こすは安らかな日々 2014. 9.14
青深く真白(ましろ)き雲を置く空に黒き点描雀群れ飛ぶ 2014. 8.30 
久方の雨に(こうべ)を垂れるとも我が青春の夢ぞ果てなし 2014. 3.29
超多忙従姉の洩らす一言は寝れば天国起きれば地獄  2014. 1.21 
春尽きて残るくれなゐ夢と散る白き涙の果てる大地に 2013.11. 6
久方の早き寝床に着きたれば支離滅裂の夢ぞ訪る 2013.10.21
夕暮れの家路を急ぐ人の背に映る景色は一家団欒  2013.9. 21
解釈は自分に寄せるものなれば正しくもあり正しくもなし 2013. 9.19
明るいと軽いは違う頭からその本質をとくと眺めよ 2013. 9.19 
学習の意欲高まる秋なれど心地良きよの眠り楽しき (よ=夜・世) 2013. 9.18
何もかも権利権利と認めれば原始時代と変わることなし  2013. 8.29 
風に聞け我が人生の行く末は流れに沿える雲の如くに  2013. 8.14
へつらわず利に流されず気取らずに生きる人こそ真の人なり  2013 .8.14 
若者の心掴めと言う前に手本となれる先達であれ  2013. 7. 3 
漱石の文学論の上に建つ言葉の城は美しき哉  2013. 2.27 
藝術の人に与える印象は観る人ごとの人生の数  2012.10.24 
切り開く道に苦難は多けれど月()るごとに夢ぞ輝く  2012.10.24 
世の中の多勢と個性違えども我が人生と君は貫く  2012.10.24 
敷石の隙間に天を仰ぎ見る草に倣いて命つなげよ  2012. 9. 6
足元の舗石を越えて生きる草伸びよ若者天に倣いて  2012. 9. 6 
目覚めれば雨の訪ねた跡ありて石の上にも秋ぞ来にける  2012. 9. 4 
朝風に揺らぐ香りに誘われてアゲハ舞来るアベリアの垣  2012
漱石の病んで眺めた梅擬寒さ身に染む硝子戸の(うち)  2011 
楽しげに風に弾んだ八重桜若き乙女の笑顔にも似て      2011 
道に沿い溢れる桜美しく去りゆく君の命思えば  2009. 4 

  川柳   
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こだわりを捨てれば見える新世界  2014.2. 1 
低所得痛い増税消費税  2014. 1.31
依存型社会が起こす欲の風  2013. 8.29
都合よく変える法律秩序なし  2013. 8.29
伝統を陰で支えるマエストロ 2013. 8.28
食事よりサプリに頼る栄養素 2013. 8.27 
睡眠と食で計れる幸福度 2013. 8.14
老いてなお親子三代資金蔵  2013. 8.11
命名に字画気にする親心  2013. 8.11 
就活の次は婚活いつ自活  2013. 8.11
帰り道犬を抱える逆散歩  2013. 8. 7 
対話とは昔人間今機械
2013. 8. 7 
人生は悲しみの谷夢の丘  2013. 8. 7 
結婚は長い馴れ合い認め合い  2013. 8. 7 
恋愛は出会いふれ合い癒し合い  2013. 8. 7 

  言葉遊び   
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文章の断片と短編はテンで長さが違う 2014.10.13 
苦労の舟歌―老 and 浪、老 end 労、振り返るな老・労  2014. 5.16
世の中は澄むと濁るの違いにて 路上ライブが路上ライフに 2014. 4.18 


  空蝉(うつせみ)
いつもと同じ道なのに、ふといつもと違う行動をして蝉の抜け殻を発見しました。「蝉の抜け殻」に語源を持つと言われる空蝉とは現身(うつしみ)を連想させる「もののあはれ」の代表的言葉で『源氏物語』三帖(源氏17歳の夏の帖)の名前でもあります。
                           2013.8.5


        ご高覧ありがとうございました。  PAGE TOP   日傘順子 Junko Higasa